現代社会はあまりにも加速的に変化し続けます。
そんな時代の移り変わりに拘わりなくゆっくりと香りを焚く…、外の時間を忘れさせ、幻想の世界が静かに広がります。
いま、最も大切にしたい心のゆとりと安らぎを呼び、平安時代から千年の変わらぬ時を越えわたくし達に王朝の和歌や物語を呼びさまします。
これは先人が育み続けて来た美への感性に、身をゆだねる。
香…、かけがえのないひと時のぜいたくです。
1877年(明治10年)に、太政大臣三条実美公から、900年の宮中御料として同家に伝わっていた名香の秘方を、当方8代目当主熊谷直行がことごとく親授賜りました。その処方は門外不出として、今日まで鳩居堂が継承してまいりました。平安王朝より変わらぬ調香処方をもとに、天然の原料(伽羅、沈香、白檀、丁字、茴香、桂皮、甘松、吉草、龍脳、貝甲、山奈、零陵、安息他)を、今日でもそのまま用いており、他では類をみない正統派と自負しております。
一方、西欧の花の香り・森の香りなどをベースにした現代風の香りを、著名香料メーカーと提携しながら、伝統的なお線香類にも見合った製品を精製しております。
日本の長い歴史の上で、伝統的・最高品位と評された処方を伝え続けることが、鳩居堂の使命と心しております。





